Home » 天貝佐登史 ブログ » ドーハでのアナログUber !?

ドーハでのアナログUber !?

7月23日の夜から27日の夜までカタールのドーハに出張してきました。
生まれて初めて訪れる土地なので、期待と不安を抱いての旅でしたが、結果的に公私ともにグッドサプライズのほうが多い、実りある5日間でした。

「最悪の季節に来た」と現地の人に言われた気候は、最高気温45度近くなる酷暑+高湿度で、これが一番参りましたが、ほとんどの行動は建物の中、移動は冷房のついているクルマなので、ずっと劣悪環境の下にいた訳ではありません。
とは言え、ホテルから近いというので、スーパーまで10分くらい炎天下を歩いた時は、下着までビショビショでした。

さて、仕事柄、現地の金融関係の特長や人々のライフスタイル、購買行動、集客の多い場所などを可能な限り色々見てきましたが、その時使ったタクシーに今回の最大のサプライズの一つがありました。

上記の目的のために、ホテルからショッピングモールに行くとします。
往きはホテルのベルキャプテンにタクシーの手配を頼めばいいのですが、問題はモールから戻る際です。
モール内にタクシーのマークと矢印があり、どこにタクシー乗り場があるかが明示されていますが、そこに行っても、いかにもタクシーという車はいない。
他のタクシー乗り場も同様。
そこで、困った顔をして思案に暮れていると、近くで談笑していたTシャツにジーンズのお兄さん(またはおじさん)が、「タクシーが入用かい?」と聞いてきます。
ちょっといかがわしい気もしましたが、明るいモール脇なので大丈夫だろうと「そうだ」と答えると、「どこまでだ?」と尋ねられ、「〇〇ホテル」と言うと、「OK」との返事。「いくらだ?」と聞くと。「□□(リヤル)」と提示されてその場で値段が決まり、思ったよりリーズナブルなので、その兄ちゃんについていって、普通の自家用車に乗る、このパターンです。
これが、いつでもどこでも同じ。

このパターンを覚えたあとは、長時間タクシーを待つこともないし、どの人が運ちゃんかも分かるようになり、その運ちゃんも気さくで英語がちゃんと話せるし、運賃が最初に決まるのでお金のトラブルもなく、トータルで極めて効率的でした。

去る6月のアメリカ出張時のUber体験をブログの第50回でご紹介したので、今回は「アナログUber」と書きましたが、要するに非常に良質の「白タク」でした。
このように、安心して利用できる「白タク」がドーハ市内をくまなくカバーしていたのが、グッドサプライズでした。

静脈認証とは

指静脈認証は生体認証の1種で、指の静脈を読み取り、本人確認を行う技術です。

モフィリアは、正確性、速度、効率、小型軽量を高い次元で兼ね備えた認証デバイスとソフトウェア開発キットを提供して、エンドユーザー様と開発パートナー様、双方の利便性を追求した静脈認証ソリューションの提供に尽力しております。

生体認証とセキュリティ ブログ
天貝佐登史 ブログ