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独断的映画評論 2016年版その1

私のストレス発散手段の一つが映画鑑賞で、今年になってからも色々な映画を観たので、いくつかご紹介します。 あくまでも「独断的」ですので、皆さんの意に沿わない部分も多々あるかと思いますがご容赦ください。

まず、大々的に宣伝をしていたり、アカデミー賞候補に挙がった中では「オデッセイ」「マイ・インターン」「007スペクター」「スティーブ・ジョブス」「ブリッジ・オブ・スパイ」「コードネームU.N.C.L.E.」などを観ました。
残念ながら、この中にはぶっちぎりに感動した作品は無く、テレビで再放送をしていた「ソルト」の方が(既に4、5回鑑賞してるのに)良かったです。

以下、その個人的な理由を考えてみました。

「オデッセイ」: これに限らず、宇宙サバイバルものは自分のお気に入り分野では無いのかも。リドニー・スコット監督もマット・デイモンもお気に入りなのですが。。。

「マイ・インターン」: 今回評論した作品の中では、一番楽しんだかも。ただ、もう少しドンデン返しがあるのかと思って観てました。 ロバート・デニーロもアン・ハザウエイもお気に入り。

「007スペクター」: ダニエル・クレイグのストイックなアクションはカッコイイのですが、見続けているうちに最後の方は疲れてしまいました。 体調が万全でないときに観たので、そのせいが大きいと思います。 トーンが暗いシーンでは、たびたび寝てしまいました。

「スティーブ・ジョブス」: AppleやNEXTのディスプイレイをソニーがOEMで製造していたことがあり、それに関わっていた時期があるため、彼に対する思い入れは昔から相当持っていたので、この作品にも期待しすぎたのかもしれません。 彼の天賦の才のところの演出が少なく感じた分、彼の人間的に不足している部分、すなわち観てて心地よくない部分の描写が多く感じられて、感動できませんでした。

「ブリッジ・オブ・スパイ」: 実話として冷戦下のスパイ交換という凄い事実を取り上げたものでしたが、映画という観点からは、派手な演出を創作でこしらえて勝手にどんどん付け加える訳にもいかないので、映画としてのメリハリが足りないと思えてしまいました。 豪華制作陣だったので、これも期待し過ぎだったか。 トム・ハンクスは特にお気に入り。

「コードネーム U.N.C.L.E.」: これも明らかに期待し過ぎ。 小学生あたりのころ、「0011ナポレオン・ソロ」がTVドラマとして放送されていて、ほぼ毎回熱心に観ていましたが、今回その時のイメージが強烈にインプリントされたまま消えていないことがよく分かりました。 特に、ソロの相棒のイリヤ・クリヤキン役が、当時大ファンになったデヴィッド・マッカラムに比べ、今回のアーミー・ハマーでは全くイメージが合わず、ダメでした。
それから、ガイ・リッチー監督とは自分は相性が悪いようです。

2016年03月07日

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