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スリランカ紀行(3)「スリランカ気質と交通事情」

スリランカ人の印象をもう少し書きますね。

①時間だけでなく、ヒトとの対話もおおらか~に受け止めます。基本、ディベートや議論もハラスメントにならない。ホテルで不備があって最初は強い口調でクレームしても、ひたすら平身低頭されるので、だんだんそういう気分でなくなっちゃって、「じゃあ今回はいいから、次回はちゃんとしてね」と伝えて終りにする、そんな感じ。 どこぞの国だと、絶対に非を求めない、謝らない、というのが普通だったりしますが、その真逆です。

②スリランカでは女性のほうが前面に出て活躍すると聞いて来たましたが、まさにその通り。スタートアップのプレゼンや訪問した企業の実質代表も過半数は女性でした。

③それもあってか、男性は、特に「おおらかでいい人」という印象が強い…!? あえて悪く言うと優柔不断。例の「スリランカ時間」も男性の方が無頓着。

④これらの性格、次の交通事情の件にも反映されていると思われます。

<交通事情:クルマ・トゥクトゥク・バイク・歩行者の共存共栄(?)> (ちなみにスリランカは日本と同じ左側車線通行です。)
・今回のミニバンをチャーターしての1200km走り回りで感じたサプライズを並べますと、

① クルマのクラクションを頻繁に鳴らすお国柄ですが、イラつきとか脅しのニュアンスが非常に薄い。
「これから追い越すから気をつけてね。」とか「もう少し脇に寄ってね。」という注意喚起的な感じ。

② なので、道路を歩く人や並走するトゥクトゥク、バイクも、全くあわてず騒がず、ほぼ無視して前進し続ける。

③ちょっと無理っぽい割り込みや反対車線から曲がってくることにも、クラクションは一応ならすものの、受け入れて譲ってあげる。

④ 車線はほとんど気にしてない。車線またいで運転しているクルマの多いこと!

⑤ ウインカーは全く信用できない。ずっとつけたまま曲がらないのは当たりまえ。ウインカーつけずに曲がるのも少なくない。

⑥ ちょっと話題が変わりますが、「エリーゼのために」を流しながら、トゥクトゥクと同じ三輪車でパンを売りに巡回している業者の多い事!
朝、この音で目が覚めました。 日本の昔の豆腐屋さんや焼き芋屋さん、ラーメン屋のノリか!?

⑦  バイクやトゥクトゥクが多い影響もあり排気ガスが半端で無い。この対策でマスクをしてると思われる人もかなりいました。

⑧クルマは日本車が圧倒的。我々がチャーターした運転手のクルマはハイエース。運転手も凄く気に入っていると自慢げに言ってました。

2023年09月06日

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