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ゲノム情報を安全・確実に管理

Qrio株式会社のスマートロック Qrio Smart Lockとモフィリアの指静脈認証モジュール FVA-M2ST を組み合わせたセキュリティルームの入退室管理システムを導入されたP5株式会社様の事例をご紹介いたします。
代表取締役社長の清家匡登様(写真右)とゼネラルマネージャーの木村馨様にお話を伺いました。
 
 

P5株式会社

2014年に設立されたゲノム情報プラットフォーム事業を実現する会社で、エムスリー株式会社とソニー株式会社が出資しています。
P5という会社名は、新しい医療に対する用語である「P4-Medicine」(Predictive、Preventive、Personalized、Participatoryの4つのPが由来) に、ソニーの創業者の一人である井深大氏がよくつかわれていた言葉である、「Paradigm Shift」を加えて、5つのPとすることを由来としています。
日本でゲノム情報を有効活用する事業として、予防医療へのゲノム情報の活用や、がん患者へのより適切な治療提供のサポートなどの事業の準備をしている段階です。

システム構成

AndroidタブレットにFVA-M2STをUSB接続し、金属製の枠に収めて設置しています。 誰がいつ入室/退室を行ったかのログはタブレットに蓄積されます。
また、セキュリティ性を高めて入退室のログを取るために、Qrioのスマートフォンでの動作はロックしています。

生体認証を採用した経緯

ゲノム情報を、セキュリティの観点でも安心して扱えるようにするために専用ルームを作り、そのセキュリティ管理面でモフィリアの協力を得ることにしました。
国のガイドラインで生体認証を付けることを推奨していて、必須事項ではないものの、P5としてはできるだけ高度な取扱い基準に合わせたいという考えがあったので、ちょうどタイミングが合いました。

静脈認証を選んだ理由

モフィリアについては、元ソニーでP5株式会社前社長の大塚様と、元ソニー現モフィリア社長の天貝がソニー時代に同じ部署で、モフィリア開発時点からよくご存知だったそうですが、それが決め手になったという訳でもないようです。

「生体認証、あるいは普通の鍵という選択肢がある中で、このような新しい物理アクセスに生体認証を使うことに元々興味がありました。
指紋認証は何%かは使えない人が出てくるのでセキュリティ用途には使えないと思っていましたし、虹彩認証は機器が大きくなって、部屋の出入口に取り付けるには難がありました。 その点、静脈認証はセキュアを保ちつつもコンパクトなので、もし生体認証を使うなら静脈認証と考えていました。」

静脈認証の安心感

導入を担当された木村様に、使用感などをお話しいただきました。

「認証自体は非常に高速に行われます。 ドアに解錠指示が反映された時に出るカシャッという音が、ドアを開けられる状態になったことが明確で心地よく感じます。
静脈認証の技術は、認証の精度が高く偽造もされにくいということで、1対1認証での安心感認証精度が高いという安心感を感じます。
ただ、慣れるまでは指を置く位置などで戸惑いがありました。 指を置いた後の措置も分かりづらいので、その辺りのインターフェイスももっと充実されるといいと思います。」
 
 

導入の利点と効果

「普通の鍵だったら、入退室を毎回記録しなければなりませんし、専用の管理者を設定したり、記録を手動でする必要があったのですが、そういった手間から解放されたという点で非常にありがたいです
少なくとも、このようなシステムが導入されているだけでも簡単には入れないという印象を与えますので、不正に対する抑止力にもなります。」
 
 

今後に期待すること

最後に、お二人にご要望も含めた今後の展開についてお話しいただきました。

「将来的には監視カメラとの連動ができたら便利だと思います。
また、何時何分に誰がアクセスしたかというログを管理者に自動的にメールで通知するとか、そういうITと連動した仕組みや、オペレーターが端末を使う時の認証にも連動できるとよいと思います。
いずれにしても、本格的な運用が間もなく始まりますので、これから色々と追加要望が出てくると思います。」

いただいたご意見を参考に、今後も製品の改善を続けていきます。 ありがとうございました。

静脈認証で安全・便利な社会を実現